大谷に「スイーパーかよ!」 トラウトの心境を代弁…ド軍実況が捉えた一瞬の表情

大谷はトラウトとの初回対決で見逃し三振に仕留めた
【MLB】エンゼルス 6ー5 ドジャース(日本時間14日・アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地のエンゼルス戦に「1番・投手」で投打同時出場し、初回の投球では盟友のマイク・トラウト外野手を見逃し三振に仕留めた。2023年3月21日(同22日)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝以来876日ぶりの直接対決。ドジャース放送局スポーツネット・ロサンゼルスも両雄の対決に熱い視線を送った。
初回2死の注目の対決。大谷は初球から160キロに迫る剛速球を連発。5球連続でフォーシームを続けてきたが、フルカウントからの6球目に選択したのはスイーパー。トラウトのバットは動かず、見逃し三振に倒れた。
実況のスティーブン・ネルソン氏はトラウトの打席中に「トラウトはWBCで対戦する前まで、ライブBPでも対戦したことがなかったと言っていました」と紹介。トラウトが見逃し三振に倒れた後には「トラウトが笑っています」と伝えた。
なぜ三振したトラウトが笑ったのか。ネルソン氏は「ハハハ! トラウトは三振をした後、何を考えていたと思いますか?」と解説のエリック・キャロス氏に問いかけると、現役時代に通算284本塁打の強打者だった57歳はトラウトの胸中を代弁した。
「たぶん『100マイル(約160.9キロ)を投げておいて、最後はスイーパーかよ!』って思っているでしょうね!」キャロス氏が代弁した通り、トラウトの頭になかった配球だったことは間違いない。
(Full-Count編集部)