「今大会一番では？」甲子園を彩った“もう一人の主役”　NHK中継で驚き「大きすぎてすごい」

綾羽は春夏通じて初の甲子園

　最高の“仲間”が後押しした。第107回全国高校野球選手権は14日、第9日目を迎え、第3試合で初出場の綾羽（滋賀）が春の覇者・横浜（神奈川）と対戦した。初回に1点を先制するなど善戦したが、あと一歩及ばず。懸命に戦った綾羽ナインの裏で、「圧がすごい」「今大会一番では？」とアルプススタンドが話題を呼んだ。

　画面越しでも大爆音だった。春夏通じて初の甲子園出場となった綾羽は、高知中央との1回戦を延長10回の末に制した。初戦から応援席は大盛り上がりを見せていたが、この日は強豪・横浜戦、お盆休みも重なったこともあってか綾羽アルプスは“超満員”だった。

　初回、横浜の先発・池田聖摩投手（3年）から先頭の北川陽聖外野手（3年）が内野安打で出塁すると、凄まじい音がこだました。さらに好機を作り、山本迅一郎捕手（3年）の犠飛で先制点を奪うと、割れんばかりの歓声が鳴り響いた。その後も、攻撃中は大きな声で応援する声が確認できた。

　初出場校を支えた大応援団にファンも感動したようだ。「綾羽の声援すげえ」「綾羽の声援めっちゃでかくて好きー」「綾羽の声援すごくないか」「綾羽の応援凄いね　めっちゃ声出てる」「よく声出てて圧がすごい！」「綾羽高校の応援の声、中継越しでも大きすぎてすごい」「綾羽のアルプススタンドめちゃくちゃ声大きいよね　今大会一番なのでは？」などと称賛の声が送られた。