消えた豪雨の跡…甲子園で起きた“神業”「感動」「芸術的」 NHK中継に思わずツッコミも

試合再開に向けて整備を行う阪神園芸【写真:加治屋友輝】
試合再開に向けて整備を行う阪神園芸【写真:加治屋友輝】

グラウンドに水たまりを残さない早業

 大会第10日目を迎えた第107回全国高校野球選手権は15日、第3試合の佐賀北-明豊(大分)の5回終了後、強い雨が降って試合が中断されたが、阪神園芸の“神整備”によって約1時間後に再会。特に内野に水たまり1つも作らず数分でシートをかぶせた早業に、SNSでは現地から写真や動画付きで称賛する投稿が相次いだ。

 5回、佐賀北の攻撃中から雨が降り始め、次第に雨足が強くなると、佐賀北の攻撃が終了した15時45分頃、試合が中断となった。ここで阪神園芸のスタッフが登場し、内野の土部分にシートを数分でかぶせ、グラウンドを雨から守った。

 雨が弱まると、再びスタッフが内野のシートを撤去。水たまり1つない状況で、場内から大きな歓声と拍手が巻き起こった。アルプスからは「ありがとうございました」の言葉が届けられていた。

 SNSでも、現地から“神整備”を実況する投稿が目立った。「雨をなかったことにしている」「ものの数分で1枚のシートでダイヤモンドを覆ってしまう阪神園芸さん、凄すぎる」「阪神園芸の技術はまさに1級品」「やっぱり神か」「芸術的なシート回収」「雨が止んでみんな阪神園芸のお仕事見てる! そして拍手喝采」「神技を初めて生で見れて感動!」「阪神園芸さんマジで神」などの声が相次いだ。

 あまりの見事な動きに「NHKさん……違うんだ。我々が見たいのは今日の試合のプレイバックではない。阪神園芸が如何にしてあの広大なシートを格納するかなんだよ!」「グラウンド整備だけが収録されたブルーレイとか発売してないんですか?」との声も出ていた。

(Full-Count編集部)

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