甲子園で流れた応援歌に「耳得でしかない」 まさかの“偶然”に虎党歓喜「そういうことか」

元阪神・桧山の応援歌が話題に
第107回全国高校野球選手権は14日に第10日目が行われ、第1試合で東洋大姫路(兵庫)と花巻東(岩手)が対戦。東洋大姫路のアルプススタンドから突然聞こえてきた阪神選手の応援歌にファンが反応。「阪神ファンは耳得でしかない」「熱いものがある」と話題となっている。
悪天候のため試合開始が遅れ、9時に始まった試合。東洋大姫路の4番・白鳥翔哉真(ひやま)外野手(3年)の打席で鳴り響いたのは元阪神・桧山進次郎氏の応援歌。阪神で22年間プレーし、代打で通算158安打を放つなど、ファンの間では“代打の神様”として愛されているレジェンドの応援歌に虎党は騒然となった。
X(旧ツイッター)では「甲子園で聞けるとは」「エモい」「好きだったなぁ」「鳥肌立った」「阪神ファンは泣いて喜ぶ」とファンが盛り上がりを見せた。また、苗字と名前で違いがあるとはいえ、「ひやま」の共通点を持っており、気づいたファンは「そういうことか」「なるほど」と偶然の“一致”に喜んでいた。
強豪同士の一戦は東洋大姫路が初回に先制。3回には、声援を力に変えた白鳥が適時二塁打を放ち追加点をあげた。5回にも2点を奪い試合を優位に。アルプスから鳴り響く応援が、熱戦を繰り広げる選手の背中を後押ししている。