甲子園で困惑続出「見たくなかった」 “奇跡”の巡り合わせに「どこを応援すべき?」

15日は九州の代表校が続々登場、第3試合は“九州対決”に
手に汗握る熱戦が続く第107回全国高校野球選手権。15日は大会10日目の4試合が行われ、九州の代表校が4校登場。第3試合の佐賀北と明豊(大分)の一戦は“九州対決”となるなど、九州勢の躍動が目立つ1日となった。しかし、複雑な思いを抱えたファンも多く「九州勢ばかりでどこを応援するべき?」「なんとも言えない」と“嬉しい悩み”が飛び交った。
第2試合は西日本短大付(福岡)が聖隷クリストファー(静岡)に2-1で勝利。8回に同点に追いつかれるもその裏に勝ち越すと、1点リードを守りきった。第3試合の佐賀北-明豊は、6-1で明豊が勝利。リードした5回終了後に雨のため約60分の中断があったが、流れを相手に渡さず佐賀北を振り切った。この一戦は今大会2度目の九州対決となった。
第4試合では東海大熊本星翔が県岐阜商と対戦。この日試合を行った8校のうち4校が九州の代表校と、九州の高校野球ファンにとっては見逃せない試合が続き、結果に一喜一憂した。
X(旧ツイッター)では困惑するファンが続出。「どっち応援していいか分からないよ~」「九州対決辛いわー」「九州同士はなかなかにもどかしい」「なんでこんなに九州同士で潰し合わなきゃならんのじゃ」「九州同士の対決はあんまり見たくなかったな」などのコメントが集まった。
ただ、懸命にプレーする選手の姿に胸を打たれたファンも多く「九州勢、絶好調やな」「九州の誇り」「勝ち残った九州勢ファイト」と“故郷”の代表として甲子園で熱戦を繰り広げたチームを称える声も目立った。
(Full-Count編集部)