ド軍監督が3連勝にご満悦 ダルビッシュ攻略で大谷ら称賛…劇的HRのベッツは「ビッグヒットだ」

試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

同点の8回、ベッツが勝ち越しの本塁打

【MLB】ドジャース 5ー4 パドレス(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地で行われたパドレス戦に5-4で勝利し、ナ・リーグ西地区首位をキープした。試合後のデーブ・ロバーツ監督は「非常に満足のいく結果だ。4日前の我々の状況を考慮すると、集中力の高め方というか、非常にタイトな試合だったがこのシリーズで3つ勝つことができた」と満足気な様子だった。

 初回に4点を先制も粘るパドレスに8回に同点に追いつかれた。しかし直後の8回裏、先頭のムーキー・ベッツ内野手が13号ソロ。ロバーツ監督も「あれは(チームにとって)大きかった。このシリーズの間に、彼は少し(打撃で)調子が良くないこともあったと思うが、いいカウントで直球を打ち返した。あれが、我々の好きなムーキーだ。ビッグヒットだ」と称えた。ベッツは15日(同16日)からのパドレス戦で無安打が続いていたが、3連戦の“初安打”が貴重な勝ち越し弾となった。

 大谷翔平投手は初回の先制劇の口火を切る右前打。2試合連続の快音で4点を奪うきっかけをつくった。「間違いなく、低めのいい球を打ったショウヘイのあの一打だ。(ベッツが)四球で出塁して、フレディ(フリーマン内野手)がカウント0-2から直球に対してうまくスイングしていた。それが主に鍵となる部分だった。アンディ(パヘス外野手)もいい球を打ったと思う」と相手先発のダルビッシュ有投手を攻略した攻撃を振り返った。

 1点リードの8回1死一、三塁で登板したベシアは遊ゴロで同点にされるも逆転までは許さず。4番手のトライネンも1回無失点に抑えるなど、リリーフ陣の奮闘も勝利を呼び込む要因となった。「ベシアは回跨ぎをしてセーブを得られたのは本当に良かった。あれがいい切り替えになった。そしてブレイク(トライネン)についてもリセットできたと思う。(今シリーズで)先発陣もよかった」と投手陣への労いの言葉も忘れなかった。

 ドジャースは2位で迎えたパドレス戦に3連勝し首位に浮上。2位のパドレスに2ゲーム差をつけた。ロバーツ監督は「ここを3連勝で終えてデンバーに行けるのは、我々にとって大きなことだ」と18日(同19日)からのロッキーズとの4連戦を見据えた。

(Full-Count編集部)

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