大谷翔平に右前打されるも「勝ちです」 敵地放送局も“安堵”の異常事態「敬遠と同じ」

大谷はクアーズフィールドで打率.391、ロッキーズ戦は同.388の好相性
【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(日本時間19日・デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地で行われたロッキーズ戦の初回の第1打席に右前打を放った。大谷にとって好相性の“打者天国”とあって、敵地放送局も安打を打たれても“安堵”する異常事態だった。
初回無死、1ボールからの2球目のナックルカーブを捉えて爆速で右前に弾き返した。ロッキーズ放送局「Rockies TV」の解説で、元メジャーリーガーのコーリー・サリバン氏は「勝ちですよ」とニンマリ。実況のドリュー・グッドマン氏も「彼の打球をグラウンド内に収めておくことができれば。特に過去ロッキーズ戦でしたことを思えば……そう。OKこれでいい、と言いますよ」とうなずいた。
大谷はクアーズフィールドでは通算17試合で打率.391、6本塁打、17打点、OPS1.232を記録。対ロッキーズは31試合で打率.388、13本塁打、32打点、OPS1.247を記録しているのだ。
サリバン氏は「試合開始時に敬遠したのと同じことだと思っています。そして打球速度が111マイル。メジャーリーグで二刀流として全てをやってのけるっていうのは誰もが夢見ることです。それを彼はやっている」と驚いた。
またもうひとりの解説者で、西武でもプレーした元ロッキーズのライアン・スピルボーグス氏は「彼を見ていると私は笑顔になりますよ。この惑星上を歩いたことのある中で最高の選手になると思っています、私はその選手を観られて光栄です」と賛辞を惜しまなかった。
(Full-Count編集部)