甲子園で驚異の“.800”は「ヤバいな」 王者撃破で勢いづく打棒…4番捕手が「えぐすぎる」

京都国際戦で本塁打を放った山梨学院・横山悠【写真:加治屋友輝】
京都国際戦で本塁打を放った山梨学院・横山悠【写真:加治屋友輝】

前年優勝投手を粉砕する本塁打

 第107回全国高校野球選手権は19日、大会13日目が行われ、第1試合で山梨学院が前年王者の京都国際を11-4で破った。3試合連続で2桁安打を放っている強力打線に注目が集まっているが、中でも4番の横山悠捕手(3年)は大会通じて打率.800と脅威の打棒を見せつけている。

 横山は1点を追う2回、先頭打者として打席に立つと、前年優勝投手の西村一毅投手(3年)から左翼ポール際へ同点ソロを運んだ。主砲の一打で勢いづいた打線は、この回一挙5点を奪って主導権を握り、この試合で13安打11得点で京都国際を粉砕。初の夏4強に進んだ。

 横山は初戦の聖光学院(福島)戦で5打数3安打、3回戦の岡山学芸館戦で3打数3安打、京都国際戦で2打数2安打と大爆発。ここまで打率.800、1本塁打、5打点と主砲として圧倒的な数字を残している。強打だけでなく、岡山学芸館戦ではスクイズを成功させる器用さも見せた。

 この大爆発にSNSでは「ヤバいな」「打率が凄んごいことに」「山梨学院強すぎ」「こりゃ優勝待ったなし」「打率8割……えぐすぎる」「菰田横山のバッテリー凄い」と称賛が相次いだ。また、人気漫画「ドカベン」の山田太郎は同じく「4番・捕手」で、甲子園通算は打率.750という設定だが、横山の打率.800に「山田太郎を超えた」と驚く声も見られた。

(Full-Count編集部)

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