甲子園、熱闘決着で気付いた“事実”に「初めてなんですね」 高まる注目「仕事どころじゃない」

沖縄尚学が山梨学院を破り、夏は初めての決勝進出
決勝進出を決めた沖縄尚学に歓喜するファンが続出した。第107回全国高校野球選手権大会は21日、準決勝が行われ、第2試合では沖縄尚学が山梨学院に逆転勝利し決勝進出を決めた。春夏通算19回の甲子園出場を誇る名門だが、夏の決勝進出は初めて。その事実に「意外でした」「甲子園でよく見かけていたけど、決勝進出は初めてなんですね」と驚くファンも多かった。
沖縄尚学の左腕エース・末吉良丞投手(2年)が6回途中までに4点を奪われ、相手にリードを許す苦しい展開も打線が流れを変えた。6回に3点を奪い同点に追いつくと、7回に比嘉大登内野手(3年)の右前打で勝ち越しに成功。1点リードを2番手の新垣有絃投手(2年)が守り抜いた。
23日に行われる決勝戦で日大三(西東京)と対戦する。春の選抜大会では1999年と2008年に優勝している沖縄尚学だが、夏の甲子園では過去2回のベスト8入りが最高成績。ベスト4に進出した時点で過去の歴史を塗り替えたが、その先に待っている“頂点”への期待も高まっている。
熱戦を見守ったファンは「あの展開を逆転は鳥肌立った」「このまま優勝を」「モーレツに感動している」「久しぶりの県勢優勝の可能性に仕事どころじゃない」と続々と反応。劇的な逆転勝利を見せ、沖縄に歓喜を届けた選手たちを称えていた。
(Full-Count編集部)