甲子園敗退から10日…評価急上昇の“好投手” 決勝カード発表で再脚光「株上がり続ける」

日大三打線を4安打に封じた豊橋中央の高橋大喜地
甲子園球場で行われている第107回全国高校野球選手権大会は23日、日大三(西東京)と沖縄尚学が決勝で激突する。ここまで攻守で安定した戦いを見せ、3度目の夏の頂点に王手をかけた日大三に対し、あらためて初戦で名勝負を繰り広げた右腕への評価が高まっている。
その右腕とは、11日の2回戦で日大三と激突した豊橋中央の高橋大喜地投手(3年)。ピンチになるとアントニオ猪木の顔真似をして自身を奮い立たせることで大会前から注目を集めた。日大三でも4番の田中諒内野手(2年)を迎えたピンチの場面で“猪木顔”を披露した様子が中継に映し出され、見事に抑えた。日大三打線を4安打に封じるも、2-3で惜敗した。
その後、日大三は3回戦の高川学園(山口)戦では15安打9得点、準々決勝の関東第一(東東京)戦は9安打5得点、準決勝の県岐阜商戦では12安打4得点と打線が絶好調。日大三が勝ち上がる度にSNSでは、高橋の好投を思い出す声が相次ぐという現象が起きている。
決勝戦を前に「日大三高が勝つ度に評価が上がる豊橋中央のエース高橋・アントニオ・大喜地」「愛知勝ち抜いてきてる時点でね」「安打数少なく抑えてた高橋くんもすごいけど、日大三高も少ない安打の中でもしっかりものにしてたしいい試合だったな」「初戦が日大三高だったのが運悪かったなぁ~もうちょっと見たかった」「大学で頑張ってプロになってほしい!」「彼のメンタル好き」「退場してからも株上がり続ける人」「豊橋中央vs日大三高はほぼ決勝だった説」「惜しかったなぁ」などの声が続出している。
(Full-Count編集部)