甲子園決勝直後に表示された“16文字”「涙出る」 直面した現実「終わった…」

甲子園優勝を果たした沖縄尚学ナイン【写真:加治屋友輝】
甲子園優勝を果たした沖縄尚学ナイン【写真:加治屋友輝】

107回大会は沖縄尚学が3-1で日大三に勝利して決着

 第107回全国高校野球選手権大会は23日に決勝戦を迎え、沖縄尚学が日大三(西東京)に3-1で勝利。県勢としては2010年の興南以来15年ぶりの夏の甲子園制覇を果たした。試合後、甲子園のバックスクリーンに表示された“16文字”に「しみじみになる」と高校野球ファンに寂しさが広がった。

 決勝戦は初回に沖縄尚学が先制されたものの、すぐに同点とすると、6回には2死二塁で4番・宜野座恵夢捕手(3年)の左前適時打で勝ち越しに成功。宜野座は8回にも適時打を放った。最終9回は同点のピンチとなるも、エースの末吉良丞投手(2年)が凌いで勝利した。

 両校ナインが整列して健闘を讃え合い、沖縄尚学の校歌が鳴り響いた。セレモニーなどが行われると、甲子園のバックスクリーンには「ありがとうございました さようなら」の文字が表示され、ファンに“しばしの別れ”を告げた。

バックスクリーンに映し出された「ありがとうございました さようなら」の文字【写真:加治屋友輝】
バックスクリーンに映し出された「ありがとうございました さようなら」の文字【写真:加治屋友輝】

 電光掲示板の文字は今大会に限った話ではないが、熱戦を終えて改めて表示された16文字にファンも注目。「虚無感を覚える……」「涙が出てくる」「ちょっと寂しい」「夏が今年も終わりました」「また来年とかじゃなくてさようならなのが良いよね」「早くも高校野球ロス」などと反響が寄せられた。

【実際の様子】激闘直後…甲子園に表示された“16文字”に「しみじみになる」

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