大谷翔平がダメ押し45号 逆転勝利でド軍M31点灯…由伸は11勝目、対パドレス3連敗阻止

パドレス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:アフロ】
パドレス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:アフロ】

パドレスとのカード最終戦…勝ったチームにマジックが点灯

【MLB】ドジャース 8-2 パドレス(日本時間25日・サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地でのパドレス戦に「1番・指名打者」で出場し、45号ソロを放つなど4打数1安打1四球だった。チームは8-2でカード最終戦に勝利した。再びパドレスと並びリーグ首位に浮上した。

 相手先発ピベッタと対戦した第1打席では四球で出塁し、その後T・ヘルナンデスの犠飛で生還。今季121得点目となった。3回先頭の第2打席では高めのボールゾーンのシンカーを振らされて空振り三振。5回2死の第3打席では中飛に倒れた。

 7回の第4打席では2番手エストラダと対戦。2球目には三塁側が空いたシフトを狙い、バントの構えを見せる場面もあった。その後はカウント1-2から内角のフォーシームに空振り三振に倒れた。

 ドジャースは先発した山本が3回に逆転2ランを浴びるも、6回にフリーマンが同点ソロ。7回にはラッシングに勝ち越し3ランが飛び出し、詰めかけた多くのドジャースが大盛り上がり。その後フリーマンに2打席連発となる2ランが飛び出し、リードを広げた。

 大谷は9回1死の第5打席では松井と対戦。94.1マイル(約151.4キロ)のフォーシームを完璧に捉え、右中間スタンドに運んだ。打球速度108.9マイル(約175.3キロ)、飛距離409フィート(約124.7メートル)、角度28度の確信弾だった。本塁打は5試合ぶりで、パドレスとの最終戦で意地の一発を叩き込んだ。先発した山本由伸投手は6回4安打、2失点。6三振を奪う92球の力投で11勝目をマークした。

 これでドジャースとパドレスのレギュラーシーズンの直接対決が終了。両チーム131試合で74勝57敗の成績で並んだ。両チーム残りは31試合で、互いに全勝しても今季の直接対決で勝ち越したドジャースが優勝するため、ドジャースにマジック31が点灯した。

(Full-Count編集部)

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