県岐阜商と“重なった”公立校「めっちゃ思い出す」 2年連続で旋風…「勇気をもらえる」

県岐阜商のナイン【写真:加治屋友輝】
県岐阜商のナイン【写真:加治屋友輝】

県岐阜商は4強入りで日本中の感動を呼んだ

 感動の余韻は残っている。第107回全国高校野球選手権大会は23日に決勝戦が行われ、沖縄尚学が日大三(西東京)を3-1で下して夏の初優勝を決めた。数々のドラマが展開された中でも、公立校の強豪・県岐阜商の4強は大きな話題に。同時に、昨年の“台風の目”となった高校を思い出すファンも多かったようだ。

 今夏の県岐阜商は3回戦で強豪の明豊(大分)を破り、準々決勝では春夏連覇を狙う横浜(神奈川)を延長11回タイブレークの末に8-7でサヨナラ勝利。日本中の感動を呼んだ。準決勝では日大三に延長戦の末に敗れたが、やはり優勝候補相手に死闘を演じた。

 県岐阜商の躍進に、昨夏の大社(島根)を重ねる高校野球ファンも続出した。32年ぶりに出場した大社は、初戦で同年の選抜準優勝の報徳学園(兵庫)を撃破し、2回戦では創成館(長崎)に勝ち、107年ぶりの2勝目マークした。続く早実(西東京)には延長11回タイブレークの末に勝利し、ベスト8入りした「公立の星」として旋風を起こした。

 SNSでは県岐阜商の躍進で、昨年の大社を思い出したファンも多く、「地区のレベルがどんどん上がる」「重なったなぁ」「勇気をもらえる」「醍醐味はジャイキリ」「めっちゃ思い出す」「記憶に残るチーム」といったコメントが並んでいた。

※8月25日午後21時25分、記事内の大社高校の成績に誤りがあり修正しました。お詫びして訂正いたします。

(Full-Count編集部)

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