球速低下のスネルは「普通ではない1週間」 前回は取材無しで帰宅…調整不足が原因か

5回途中で降板するドジャースのブレイク・スネル【写真:ロイター】
5回途中で降板するドジャースのブレイク・スネル【写真:ロイター】

父親リストから復帰したスネル

【MLB】Dバックス 3ー0 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースのブレイク・スネル投手は29日(日本時間30日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発。5回1/3を投げて3失点で3敗目を喫した。平均球速は93.7マイル(約150.7キロ)と、シーズン平均より1.7マイル(約2.7キロ)低下していたが、指揮官は「彼はこの1週間色々あった」と左腕をかばった。

 3回までは無安打に抑え込んだが、4回にはグリエルJr.にフォーシームを右前打、アレクサンダーに同じくフォーシームをスタンドに運ばれた。

 スネルは23日(同24日)に「父親リスト」入り。前日22日(同23日)のパドレス戦では7回2失点の投球も負け投手に。先発投手は試合後に取材に応じるのが一般的だが、試合後のロッカーにスネルの姿はなく、降板後に出産が近づく妻のもとへ向かっていた。

 新たな家族も増えた中で、臨んだマウンド。試合後、球速低下を指摘された左腕は「そうだね、忙しい1週間を過ごしていたし、色々なことが起きている。自分でも(球速低下は)わかっていたよ。(球速は)戻ってくるだろうし、不安はゼロだね」と調整不足であったと説明した。

 また、ロバーツ監督は「ブレイクは問題なかった。赤ん坊も生まれて、投球スケジュールや睡眠スケジュールを再調整したりとか、そういうことがあった、彼にとって普通ではない1週間だった」と左腕をかばい、次戦の投球に期待した。

(Full-Count編集部)

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