森下翔太が振り返る“神の手”「大山さんが必死に打った1本」 7月度DIDアワード受賞

7月度のDIDアワード授賞式に臨んだ阪神・森下翔太【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】
7月度のDIDアワード授賞式に臨んだ阪神・森下翔太【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】

ABCテレビ「虎バンチャンネル」で掛布氏とファンが選出

 7月2日の巨人戦で披露した“神の手ホームイン”が、7月度の「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」に選ばれた森下翔太外野手が、授賞式で「走塁にはこだわりを持って取り組んでいるので、打撃以外のところで受賞できたのはうれしい」と喜びを語った。

 森下の必死の激走が阪神ファンの心を奪った。両チーム無得点で迎えた8回2死一、二塁、大山悠輔内野手が放った遊撃手への打球がイレギュラーバウンド。遊撃手がはじき打球が転がる間に、二塁走者の森下が一気にホームイン。際どいタイミングだったが、森下は甲斐拓也捕手のタッチをかいくぐり右手でホームをタッチした。

 森下は「ショートが打球をはじいたのは見えたので、あとは三塁コーチの判断。回していたので思い切っていくだけでした。右キラーの田中(瑛斗)投手から大山さんが必死に打った1本だったので、なんとか帰ってやろうという気持ちもありました」と振り返った。最後は甲斐との“頭脳戦”。「甲斐さんがいい位置に手(ミット)を置いていたので、よけようとしたら(ホームベースに)届かなくて…。最後は諦めずにいった結果。鬼ごっこみたいな感じになってましたね(笑)」と“神タッチ”を決めた瞬間を笑顔で語った。

 巨人ベンチがリクエストを要求したことで、審判の判定を待つことになったが「あの場面は一生懸命だったので、正直こっちも分からなくて。1点勝負だったので、待った結果セーフになったのはうれしかったのですね」と、必死のプレーでもぎとった1点が決勝点となっただけに森下にとっても忘れられないプレーになったようだ。

 阪神ファンにはお馴染みのABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では、毎月「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を選出。掛布氏がノミネートしたプレーの中から、番組公式X(旧ツイッター)や応募フォームなどでのファン投票で受賞プレーを決める。

 森下の神の手ホームインは280票を獲得。7月26日に才木浩人投手があげた無四球完封勝利は114票、7月27日のDeNA戦で高橋遥人投手が手にした317日ぶりの勝利は108票だった。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○7月度授賞式の様子が公開されたYouTube番組はこちら https://youtu.be/KDzgLCtXTxI
○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/
○番組公式X:https://x.com/abc_toraban/status/1961776300458459278

【実際の動画】阪神ファンが選んだ7月度受賞プレー 森下が振り返る“神の手ホームイン”

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