大谷翔平が93年ぶりの記録達成 534発の3冠王以来…MLB史に刻む異次元の数値

ジミー・フォックス以来の記録
またしても伝説的な選手の記録に近づいている。ドジャースの大谷翔平投手が93年ぶりの記録を達成したと、米データ会社「オプタ・スタッツ」が伝えた。
オプタ・スタッツの公式X(旧ツイッター)は30日(日本時間31日)に「9月より前に120得点、90四球、45本塁打を記録したのは、1932年のジミー・フォックス以来」と紹介した。フォックスは同年、最終的に151得点、116四球、58本塁打、OPS1.218という圧倒的な数字をマークした。
大谷は今季ここまでナ・リーグ2位の45本塁打を放っている。大半の試合で打順は1番に固定されていることもあり、得点は両リーグで断トツの123をマーク。さらに90四球もキャリアハイの96(2021年)を上回るペースとなっている。
今回、比較対象となったフォックスは1930年代を代表する右の大砲で、通算534本塁打、首位打者2回、本塁打王4回、打点王3回を獲得。1933年には3冠王に輝いた。翌1934年にはベーブ・ルースらとともに来日し、日米野球で沢村栄治と対戦したことでも知られる。
(Full-Count編集部)