大谷翔平、5戦ぶり49号…2年連続大台へ“王手” 今季最長の豪快弾でリーグトップへ2本差

49号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
49号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

「1番・指名打者」でジャイアンツ戦に先発出場

【MLB】ジャイアンツ ー ドジャース(日本時13日・サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、5試合ぶりとなる49号を放った。豪快な一撃を描き、本塁打数争いでリーグトップのカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に、再び2本差と迫った。

 思い切りの良い一振りで敵地を熱狂させ、2年連続50号に王手をかけた。1-4と3点を追う3回無死、ウェブの投じた2球目の変化球を捉えると、打球はバックスクリーンまで届いた。

 打球初速114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離454フィート(約138.4メートル)の打球は、今季のチーム最長飛距離となった。

 49号は2003年のショーン・グリーンが記録した球団歴代2位の本数に並んだ。49号は年間53発ペースとなった。

 大谷は7日(同8日)に敵地でのオリオールズ戦で1試合2本塁打を放ち、前日12日(同13日)の同戦までで17試合連続出塁を記録。この日の第1打席ではショートへの内野安打を放ち、2試合ぶりのヒットを記録。連続試合出塁を「18」に伸ばした。

 試合前時点の成績は打率.279、48本塁打、92打点。131得点は両リーグトップで、長打率.607、OPS1.000はいずれもリーグトップとしている。シーズン終盤で優勝争いが激しくなる中、さらなる数字の積み上げが期待される。

【実際の動画】今季最長138メートルの豪快弾…大谷翔平がバックスクリーンに叩き込んだ49号

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