菅野智之「僕がいるか分からないけど」 PO争い脱落に思い「来年勝たないと」

4回途中10安打7失点で7敗目、拙守に足を引っ張られる「これも野球」
【MLB】ジャイアンツ 13ー2 オリオールズ(日本時間1日・サンフランシスコ)
オリオールズの菅野智之投手は8月31日(日本時間9月1日)、敵地・ジャイアンツ戦で4回途中10安打7失点。今季7敗目(10勝)を喫した。味方の拙守に足を引っ張られたが、「助けてもらう時もあれば、今日はなんとか踏ん張ってカバーしたかったですけど。これも野球だなと思っています。こういうことが起きるのが野球。なんとか自分もカバーできればと思って投げています」と言い聞かせた。
3点ビハインドの4回、三塁ジャクソンの送球エラーの間に4点目を献上。続くギルバートのフライを左翼・ジョンソンが足を滑らせて転倒。2点三塁打となった。「やりたいことはできていたように思いますけど。年間を通してやっていれば、こういう日も。アンラッキーなヒットもあったし、そういう試合はあるので。切り替えてやっていけたらと思います」と前を向いた。
試合前から“異変”があった。敵地のマウンドとブルペンの硬さの違いに驚いた。「ブルペンと実際のマウンドの硬さが違いすぎてびっくりしました。僕は結構ビックリしました。全球場で一番硬かったです。あまりマウンドで苦戦することはないんですけど、今日は結構ビックリしました。ブルペンがかなり柔らかかったので。投球にそんなに影響はしなかったが、こんなに違いがあるんだなと思うぐらいで」。
次戦は7日(同8日)の本拠地・ドジャース戦が見込まれる。地区最下位に沈むチームはポストシーズン争いから脱落しているが、多くの若手有望株が揃う。「我慢強く投げないといけない。僕自身が打たせてとる投手で、なかなか難しさはありますけど、事実として助けてもらうことが多い。このチームも来年勝たないといけないチーム。僕がいるか分からないですけど、なんとか力になれたいいと思ってます」と語った。
(Full-Count編集部)