近江が準Vの01年以来の8強進出 北村が4安打6打点、林が8回1失点11Kの快投

近江が投打で圧倒し勝利
近江が投打で圧倒し勝利

左腕・林は今大会初先発で5者連続を含む11奪三振

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会第13日は17日、3回戦残り4試合を行った。第1試合は、近江(滋賀)が9-4で常葉大菊川(静岡)を下して、準々決勝に進出した。

 近江の4番・北村の“独り舞台”だった。1回、1死一塁で右中間を破る先制の適時二塁打。3回には2死一、二塁から左前に適時打を放つと、5回は2死一、三塁から右中間を破る二塁打、7回2死一、二塁では左翼手の頭上を越えていく2点適時三塁打。4打数4安打、6打点をたたき出してみせた。

 投げては、2試合リリーフ登板だった左腕・林が先発し、直球、スライダー、チェンジアップをテンポよく内外角に投げ分けて常葉大菊川打線をほんろう。2回から3回にかけての5者連続を含む11奪三振、5回まで無安打と完璧に封じ込め、8回101球を投げて3安打1失点の快投を見せた。

 近江の8強進出は準優勝した2001年以来。常葉大菊川は8点を追う最終回に3点を返す意地を見せたものの、及ばなかった。

(Full-Count編集部)

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