先発登板回避の大谷翔平は「体調不良」 46号も“異変発生”…ロバーツ監督が明かす裏側

試合前、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】
試合前、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】

投手して11試合に先発…32回1/3で防御率4.18、44奪三振

【MLB】パイレーツ ー ドジャース(日本時間4日・ピッツバーグ)

 ドジャース・大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地でのパイレーツ戦に「1番・指名打者」で出場する。この日は今季12度目となる先発登板が予定されていたが、急きょ回避した。試合前に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「昨日彼は、1日中体調不良だった」と理由を明かした。

 大谷は前日2日(同3日)のカード初戦では自己最速となる120マイル(193.1キロ)で右翼席へ突き刺さる46号を放つなど、5打数3安打2打点の活躍を見せた。もっとも、ロバーツ監督いわく「昨日彼は、1日中体調不良だった」と説明。登板に向けて「調整をしていたけど、気分が優れなかったことをトレーニングスタッフから聞いた」とした。

 一方でこの日の出場自体を回避することも考えられたが、「私たちは打つことは出来るか聞いたところ、彼は間違いなく打つことはできると答えた」とし、この日のDHの出場が決まった。大谷の症状に関しては「咳があった。重い咳。ショウヘイは(昨日から)体調不良だ。副鼻腔もあるかもしれない」と説明。

 また、「脱水症状を起こしている可能性がある。重い負担は割に合わない」とロバーツ監督。シーハンへの先発変更はすぐに決断したようだ。また、次回以降の登板については「ショウヘイは今週末にスライドさせる。なので、回復する為に数日間与える」とプランを明かし、5日(同6日)からの敵地オリオールズ3連戦の登板が見込まれる。

 6月16日(同17日)に投手として663日ぶりの復帰を果たし、8月27日(同28日)の本拠地レッズ戦では5回1失点9奪三振の好投を見せ、実に749日ぶりの勝利投手となった。今季は11試合で32回1/3を投げ、44奪三振。1勝1敗、防御率4.18をマークしている。

 ロバーツ監督は8月30日(同31日)の試合前、大谷は登板翌日も休まずDHとして出場することを明言していた。前々回の登板だった20日(同21日)のロッキーズ戦では翌日を休養日として出場せず、前回登板の27日(同28日)のレッズ戦は翌日に試合がなかった。

(Full-Count編集部)

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