無死満塁→無得点のド軍は「酷いイニング」 機能しない打線にLAメディア“落胆”

ドジャースのアンディ・パヘス【写真:ロイター】
ドジャースのアンディ・パヘス【写真:ロイター】

2回は無死満塁の好機を作るも三振→三振→右飛で無得点

【MLB】パイレーツ ー ドジャース(日本時間4日・ピッツバーグ)

 ドジャースは3日(日本時間4日)、敵地でのパイレーツ戦に臨んだ。2回には無死満塁の好機を作るも、まさかの無得点。LAメディアから“嘆き”が止まらない状況になっている。

 この日は大谷翔平投手の先発が予定されていたものの、体調不良で先発回避となった。代わってエメット・シーハン投手が先発するも、初回にブライアン・レイノルズ外野手に先制弾を献上した。直後の攻撃、ドジャースはフレディ・フリーマン内野手の安打から連続四球で無死満塁の絶好のチャンスを作った。

 しかし、アンディ・パヘス外野手がフルカウントからボール球のスライダーに手を出して空振り三振となると、アレックス・フリーランド内野手は見逃し三振。さらにエンリケ・ヘルナンデス内野手は力ない右飛に打ち取られ、1得点も奪えずにイニングを終えた。

 ドジャースの攻撃が無得点に終わると、地元メディアは一斉に攻撃陣を批判した。「NBCスポーツ」でレポーターを務めるオリビア・ガービーは「あれは酷いイニングだった。満塁だったのに、誰一人ホームを踏めなかった。信じられない」と言えば、地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「(ボール4になる球で)パヘスは三振になった」とし、「昨日同じ状況でパヘスの併殺打で少なくとも1点は取った」と振り返った。

 前日には大谷が46号を放つなど3安打2打点の活躍を見せたが、ドジャースは7-9で敗戦。プレーオフ争いが激化する中で、負けられない試合が続いている。

(Full-Count編集部)

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