大谷翔平の緊急登板に敵将唖然「からかっているのかと」 試合直前…突然の通知に動揺

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平がグラスノーに代わって緊急先発した

【MLB】オリオールズ ー ドジャース(日本時間6日・ボルティモア)

 まさかの“変更”に敵将も唖然とするしかなかった。ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地でのオリオールズ戦に「1番・投手兼指名打者」で出場した。この日はグラスノーが先発予定だったが、急遽大谷が先発登板することになり、オリオールズのトニー・マンソリーノ監督代行も「誰かが私をからかっているのかと思った」と驚きの声を上げた。

 試合前に地元放送局「MASNスポーツ」のインタビューを受けたマンソリーノ監督代行は「打撃練習から戻ってくる際に(グラスノーの登板回避を知り)私の通知が鳴ったんだ。誰かが私をからかっているのかと思ったけど、そうではなかったようだ」と仰天するしかなかった。

 マンソリーノ監督代行は、緊急登板した大谷について「彼(大谷)は唯一無二だ。彼のような選手を我々は見たことがない。過去に遡ってベーブ・ルースが投球と打撃をやっていたが、どこかのタイミングでベーブは投球をしなくなったようだけど。他に誰がやったことがあるだろうか? 唯一無二だ」と称賛した。

 大谷は3日(同4日)に投手として登板予定だったが、体調不良で登板を回避。しかし、この日は先発予定だったタイラー・グラスノー投手に代わって先発マウンドに上がった。突然の“二刀流”にマンソリーノ監督代行は「攻撃面でも、球界でもおそらく3本の指に入る」と警戒心を高めていた。

(Full-Count編集部)

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