二刀流直後の豪快弾に絶叫「もう出てくることはない」 大谷の衝撃弾…LA実況は混乱

50号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
50号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

フィリーズ戦の8回に50号ソロを放った

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地でのフィリーズ戦に1番・投手兼指名打者」で出場すると、8回先頭で迎えた第4打席で史上6人目となる2年連続50号本塁打を達成した。

 4-6の8回無死、ロバートソンの2球目を捉えると打球は右翼席の上段へ突き刺さった。打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)、角度37度の豪快弾に本拠地は熱狂に包まれた。

 大谷はこの日、先発投手として登板し、5回まで強力打線を無安打無失点に抑える気迫の投球を披露していた。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況、ジョー・デービス氏は「右翼深くに高い打球が上がった! マウンドで5回をノーヒット! そして、空高く本塁打を放った! 彼みたいな男はいない!」。異次元すぎる活躍に絶叫した。
 
「これまでもいませんでしたし、これからも出てくることはありません!」と目の前の現象を信じられない様子で16秒沈黙。ようやく「今シーズン50号です! ドジャース初年度から2年連続で達成です」と言葉を繋げた。

 元米ソフトボール代表・アテネ五輪金メダリストで解説のジェシカ・メンドーサ氏も「ジョー! あの球は制球されていましたよ! 内角高めのボール球ですよ! バットスピードが!」と唖然とするしかなかった。さらに「見事なスイングですね。ボールを捉える為に、彼はこれだけ(身体を)折り曲げることができます。そして、手を(うまく)操作し、空高く打ちました。打球の最高点を見てください! この美しい本塁打をリラックスした状態で見届けましょう!」と、リプレー映像に見惚れていた。

(Full-Count編集部)

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