大谷翔平、菅野智之から2打席連発の48号 トップに1本差…前日の悪夢払拭へ

菅野智之とは10年ぶり対決
【MLB】オリオールズ ー ドジャース(日本時間8日・ボルティモア)
ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地で行われたオリオールズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、第1打席で菅野智之投手から47号を放つと、第2打席でも2打席連続となる48号を放った。この一撃でリーグトップのカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に1本差に迫った。
メジャー初対決で、いきなり連発を見舞った。3回に先頭で迎えた第2打席は、3球目の94.9マイル(約152.7キロ)のフォーシームを捉えると、またしてもバックスクリーン右に飛び込んだ。打球速度108.2マイル(約174.1キロ)、飛距離399フィート(約121.6メートル)、角度27度の豪快な2打席連続弾となった。
1試合2発は6月14日(同15日)の本拠地・ジャイアンツ戦以来今季4度目、通算23度目。2打席連発は5月15日(同16日)の本拠地・アスレチックス戦以来、今季2度目となった。
第1打席では2球目のシンカーを捉え、そのままバックスクリーン右に着弾。打球速度109.8マイル(約176.7キロ)、飛距離411フィート(約125.3メートル)、角度23度の一発で、先頭打者本塁打は今シーズン12本目。2023年のムーキー・ベッツと並び球団最多タイ記録となった。シュワーバーが昨季記録したメジャー記録の15本にも3本差に迫った。
菅野とはNPB時代の2015年の6月10日に対戦しており、2打数2安打1四球という結果。10年ぶり2度目の対決だった。
8月28日(同29日)には45本塁打で並んでいたシュワーバーが1試合4本塁打を放ち、一気に49本と引き離された。だが、大谷も再び1本差まで迫り、両選手の“MVPレース”も注目される。リーグ全体ではマリナーズのカル・ローリー捕手に4本差とした。これでシーズン54発ペースとなった。
ドジャースは6日(同7日)に山本由伸投手が9回2死まで無安打の好投から一転、リリーフが打たれてサヨナラで悪夢の5連敗。大谷の一打で連敗脱出へ弾みをつけたいところだ。