また“意味不明記録”「大谷、大谷、大谷、大谷」 ルースすら5位…塗り替えたNo.1数値

菅野から2打席連発…二刀流での快挙達成
【MLB】ドジャース 5ー2 オリオールズ(日本時間8日・ボルティモア)
ドジャースの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)のオリオールズ戦で菅野智之投手との注目のメジャー初対決を制し、2打席連続本塁打を放つ活躍で6試合ぶり勝利の原動力となった。この連発により、投手と打者を両立するシーズンの本塁打記録でも新たな歴史を刻んだ。
菅野とのメジャー初対決で、大谷が圧倒した。第1打席では2球目のシンカーを完璧に捉え、先頭打者弾となる47号。第2打席は内角フォーシームをバックスクリーンへ叩き込む48号となった。
米データ会社「コーディファイ・ベースボール」によると、シーズン中に少なくとも3試合以上投手として登板したMLB選手のシーズン本塁打記録で、大谷が48本でトップに立った。これまでの記録は大谷自身が2021年に記録した46本で、3位の44本(2023年)、4位の34本(2022年)、6位の22本(2018年)も大谷が保持している。
このランキングにかろうじて5位で入ったベーブ・ルースは、17登板した1919年に29本塁打を放った。ルースは投手として本格的に稼働していたのは1915年から1919年で、その後は打者として数々の伝説的な記録を残してきたものの、大谷のようにフルタイムで二刀流をこなしていたわけではない。
二刀流として活躍する大谷は快進撃を続け、残りシーズンでさらなる記録更新が期待される。
(Full-Count編集部)