佐々木朗希、9月下旬にMLB復帰の可能性 次戦は3A登板も…ロバーツ監督「期待を寄せている」

前回登板は4回2/3を3失点…100マイル連発も、ふくらはぎを負傷
【MLB】ジャイアンツ ー ドジャース(日本時間13日・サンフランシスコ)
ドジャース・佐々木朗希投手は次回登板も3Aになる見込みだ。12日(日本時間13日)の敵地ジャイアンツ戦前に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督が説明した。
今季メジャーに移籍した佐々木は8先発して1勝1敗、防御率4.72を記録していたが、5月13日(同14日)に右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入り。8月14日(同15日)に3Aで97日ぶりに実戦復帰した。なかなか球速が上がらなかったが、9日(同10日)の前回登板は160キロ超を連発した。マイナーではここまで5試合に先発して防御率6.75となっている。
この日取材に応じたロバーツ監督は佐々木について「次の登板はオクラホマシティでとなる」と説明。また、「前回の登板の3回に、ふくらはぎに起きた状態については知っている」とし、ふくらはぎに違和感があったことを明かした。それでも「彼は投げ続けたかった。投げ続ける必要性を感じていた。投球フォーム的にいい状態にあった。(登板を通じて)再びいい状態に持っていくために、彼は一生懸命だ。我々はそれついてうれしく思っていた」と好材料も得たようだ。
シーズンも佳境に迫り、ポストシーズン争いも激化している。佐々木のメジャー合流について「私は期待している。それがいつになるのか、そしてどういう形になるかはわからないが、シーズンが終わる前にロウキをここ(メジャーの試合)で見ることに私は期待を寄せている」と、ロバーツ監督は右腕に絶大な信頼を寄せているようだ。
もっとも、“ぶっつけ本番”はさすがに難しいと考えているようで、メジャーの打者との対戦については「重要なことだ」と指揮官。「スケジュールを見ると、シーズンの最後に迫っている。もし(レギュラーシーズン終了前に佐々木のメジャー復帰が)現実になれば、ふくらはぎはそれほど大きな問題になるとは私は感じていない」とした。
(Full-Count編集部)