山本由伸に“ド軍の洗礼”「3.31」 強力打線はどこへ…直近5戦で防御率2.02も1勝

先発したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
先発したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

敵地でのジャイアンツ戦に先発

【MLB】ジャイアンツ ー ドジャース(日本時間13日・サンフランシスコ)

 ドジャース・山本由伸投手は12日(日本時間13日)、今季12勝目をかけて敵地のジャイアンツ戦で先発した。7回10奪三振1安打1失点と同地区ライバルを圧倒したが、味方打線も1得点にとどまり、白星はお預けとなった。LA放送局では、“ある数字”が注目された。

 初回1死からデバースを四球で歩かせると、続くアダメスには左中間二塁打。中堅・パヘスが打球処理にもたつく間に先取点を許した。しかし以降はエースのピッチングだった。7回まで6イニング連続で3者凡退、20者連続アウトを奪う快投だった。

 十分に勝利に値する投球だったが、打線は相手先発のジャスティン・バーランダーの前に凡打の山。山本の降板までに生まれた得点は、7回にコンフォートが放ったソロのみだった。

 もっとも、山本の“無援護”は今回に限った話ではない。ドジャース地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」では6回、山本の今季の援護率3.31がナ・リーグワーストと紹介。実際、この日を含めて直近5先発では35回2/3を投げて防御率2.02、32奪三振と好投しているものの、白星はわずか1つだけとなっている。

(Full-Count編集部)

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