18.44m先で感じる大谷翔平の“危険性” 怪物右腕が味わうスリルと興奮…思わず緩む頬

スキーンズが米メディアで大谷との対戦を語った
高めあう存在となっている。昨季の新人王、パイレーツのポール・スキーンズ投手が15日(日本時間16日)に配信された米放送局「MLBネットワーク」の番組「Intentional Talk」に登場し、ドジャース・大谷翔平投手との勝負について語った。
同番組では司会の1人、ケビン・ミラー氏が「君とショウヘイとの対戦ほどいいものはない」と紹介。「子供たちが泣いていようが、(もう一人の司会者)ライアン(デンプスター)も子どもがたくさんいて、私もたくさんいるが、我々は2人の対戦を何としても見る」と特別な“空間”であることを力説した。
昨年の対戦では大谷に本塁打を浴びたが、今季は今月5日(同6日)に対戦した際は2打数無安打、2三振1四球だった。同氏は「今年は君が彼を支配している。君はこうした対戦を心待ちにしている?」と投げかけると、スキーンズは「ああ、素晴らしいです」と即答した。
「ショウへイといえば、彼相手に失投は許されません。後ろにムーキー(ベッツ)とフレディ(フリーマン)が控えているので、彼を塁にも出したくないので、彼をアウトにする新しい方法を見つけなくてはなりません。それが最高な部分です」
大谷に出塁すらさせないために、進化していく必要性を楽しんでいるようだ。さらに「彼に対して、自分の球種の今までと違う新しい使い方を見つけることです。ああいう選手は毎回同じ方法でアウトにはできないからです。先日は粋な対戦でした」と振り返った。
大谷との対戦は、単なる1打席ではなく、戦略と対応力が試される勝負。若きエースにとって、成長するために欠かせない対戦となっているようだ。
(Full-Count編集部)