大谷からの継投ノーノー失敗「最悪だ」 まさかの5失点炎上…ド軍左腕が明かした胸中

ロブレスキーが6回に大量5失点「人生は逆境にどう対処するか」
【MLB】フィリーズ 9ー6 ドジャース(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースのジャスティン・ロブレスキー投手は16日(日本時間17日)、本拠地・フィリーズ戦の6回から救援登板した。先発の大谷翔平投手から継投によるノーヒットノーランのバトンを受けたが、1/3回で5安打5失点と打ち込まれた。
4点リードの6回からマウンドへ。先頭のストットこそ二ゴロに打ち取ったが、続く9番・マルシャンから5連打を献上。同1死満塁からハーパーの右中間2点二塁打、続くマーシュに右中間3ランを浴びた。
「正直分からない。ゾーンには投げ込めていたと思う。ただ、ホームランを許した球が今日一番悪い球だった。スライダーは低めかストライクゾーンを外さないといけない。もちろん最悪だ。失点なんてしたくない」
大谷が5回まで無安打投球。プレッシャーはなかったという。
「特に気にしなかった。自分の仕事はアウトを取ること。それがノーヒッターであっても変わらない。1人ずつ打者を抑える、それだけだ。今日はうまくいかなかった。でもショウヘイは素晴らしい投球も打撃もしていた。いつものことだけど」
前回13日(同14日)の敵地・ジャイアンツ戦では4番手として救援して2回1/3を無安打無失点。荒れる乱戦を落ち着かせてヒーローになったばかりだった。
「悔しいけど、人生は逆境にどう対処するか。逆境はたくさん経験してきた。やるべきことは分かっている。自分たちの仕事はアウトを取って勝つこと。それだけだ」
メジャー2年目の25歳左腕は必死に前を向いていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)