大谷翔平でさえ無理なのか…遠のく21世紀初の偉業 ド軍記録に肉薄も、偉大すぎる「150」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ドジャースの得点数1位は1890年ハブ・コリンズで148得点

 ドジャース・大谷翔平投手は今季153試合に出場し、リーグトップタイの53本塁打をマーク。3年連続のタイトル獲得も視界に捉えている。圧倒的なパワーはもちろん、今シーズンは“新境地”を切り拓き、球団記録更新も狙える位置にいる。

 今季は143試合で1番打者を務めている。特筆すべきは「得点数」だ。昨季は自己&メジャー最多の134得点をマークしたが、14日(日本時間15日)の敵地ジャイアンツ戦では早くも135得点に到達し、自己新記録を更新した。16日(同17日)からは5試合連続でホームに生還し、6得点の荒稼ぎだった。

 シーズン141得点はアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)の130に大差をつけて堂々のメジャートップ。年間ではシーズン146得点ペースとなっている。過去20年で140得点以上を挙げたのは、2023年ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.(149得点)とヤンキースのアレックス・ロドリゲス(143得点)の3人だけと、今季も偉大な記録を打ち立てた。

 140年以上の歴史を誇るドジャースの球団史を振り返ると、1位は1890年ハブ・コリンズ(148得点)、2位は1889年ダービー・オブライエン(146得点)、3位は1930年ベーブ・ハーマン(143得点)と続く。現在のペースなら歴代新記録にはわずかに及ばないが、果たしてどうなるか。また、21世紀以降ではシーズン150得点達成者は皆無。残り6試合で9得点が必要になるものの、大谷の“挑戦”に期待が寄せられる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY