1143億円男がまさかの“大谷超え” 予想外の変貌…量産にファン困惑「意味がわからない」

データサイトでは100点満点中「12」の評価だが…
【MLB】マーリンズ 6ー2 メッツ(日本時間27日・マイアミ)
まさかの部門でリーグトップに立ってみせた。メッツのフアン・ソト外野手が26日(日本時間27日)の敵地マーリンズ戦で、今季38個目の盗塁を成功させた。ナ・リーグのトップに並ぶ形となり、昨季1桁盗塁だったスラッガーが、盗塁王を獲得する可能性が出てきた。
同試合では初回に中前打で出塁すると、すぐさま二盗を決めて今季37盗塁に。さらに3回も左前打を放つと、またしても二盗に成功。38盗塁でパイレーツのクルーズと並んでリーグトップに立った。
ソトは昨オフに大谷を上回って史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1143億円)でメッツに入団。5月までは不振に苦しんだものの、徐々に調子を上げ、8月には10本塁打、22打点、11盗塁をマーク。現在は打率.265、43本塁打、105打点、OPS.927の成績で、史上7人目となる「40-40」達成も見えてきた。
ソトは昨季まで7年間で通算57盗塁。昨季は7盗塁で、キャリアハイでも12盗塁だった。米データサイト「ベースボール・サーバント」では走力を示す「Sprint Speed」が最大100点のうち「12」と、お世辞にも俊足とは言えない評価を受けている。だが、38盗塁に対し、失敗4回のみ。打撃面ではドジャースの大谷翔平投手にOPSなどで差をつけられているが、今季は盗塁面で“覚醒”を見せている。
この激変にSNSでも「開幕前にソトがこんなに盗塁するのを予想できないよ。まさかの盗塁王も有り得そう!?」「信じられない」「ソトの盗塁王を予想してた人いないのでは」「やっぱり野球センス凄いわ」「さすがに盗塁王になるとは思わなかった」「今季急激に伸びすぎだよ」「ソト40-40と盗塁王狙えそうなの、意味がわからなすぎる」「結果出すの凄すぎる」などの声が目立っている。
(Full-Count編集部)