大谷翔平、最終戦で自己新55号 HR王逃すもMVP濃厚…55本102打点、1勝&防御率2.87 ド軍5連勝でPSへ

55号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
55号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

“HR王チャンス”の第5打席はフルスイングで三振…カーショーが11勝目

【MLB】ドジャース 6ー1 マリナーズ(日本時間29日・シアトル)

 ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地でのマリナーズ戦に「1番・指名打者」で出場。7回に自己最多となる55号ソロを放つなど5打数3安打の活躍を見せた。ドジャースは6-1で勝利し、5連勝でレギュラーシーズン最終戦を締めくくった。

 第1打席では右翼線二塁打を放って連続出塁を31試合連続に伸ばした。第2打席でも右前打をマーク。第3打席では三振に倒れた。そして、7回に迎えた第4打席で55号を叩き込んだ。左腕スパイアーの直球を中堅方向へ。飛距離412フィート(約125.6メートル)の一発で、昨年を超える55本目。球団記録も更新した。

 リーグ本塁打ランキングでは、試合前の時点で大谷は2位。56本で1位のシュワーバー(フィリーズ)と2本差だった。2本塁打ならタイトルの可能性もあったが、9回の第5打席ではフルスイングでの空振り三振に倒れ、3年連続の本塁打王とはならなかった。

 第2打席で出塁した後は生還。55号も合わせてシーズン146得点となった。球団記録には2届かずも、両リーグでダントツ。ドジャース2年目のシーズンは打率.282、55本塁打102打点、OPS1.014。投手復帰も果たし、14試合に登板。1勝1敗、防御率2.87の成績で、4度目のリーグMVPが確実視されている。

 ドジャースは今季限りでの引退を発表しているカーショーが先発し、11勝目をマークした。5回を無失点に抑える好投を見せると、6回には先頭スアレスを三振に仕留めたところで降板。4安打7奪三振の内容でレギュラーシーズン最終登板を締めくくり、場内のファンは総立ちで拍手を送った。

 ドジャースは2回にキム・ヘソン内野手の2ランで先制。3回にはフリーマンも2ランを放つなど6得点で快勝。30日(同10月1日)からはいよいよポストシーズンがスタート。ワイルドカードシリーズでレッズと対戦する。

(Full-Count編集部)

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