4球団が大量27人に戦力外通告 新人王やドラ1も多数…立たされる岐路、1日の去就

戦力外通告を受けた西武・平井克典(左)とソフトバンク・武田翔太【写真:荒川祐史、竹村岳】
戦力外通告を受けた西武・平井克典(左)とソフトバンク・武田翔太【写真:荒川祐史、竹村岳】

ソフトバンクは武田翔太、阪神は渡邉諒、森木大智を戦力外に

 プロ野球の第1次通告期間が1日、3日目を迎えた。この日は阪神、広島、ソフトバンク、西武の4球団で計27人に戦力外通告を行ったことを発表した。

 阪神はドラフト1位の渡邉諒内野手、森木大智投手ら7人を戦力外に。渡邉は今季22試合の出場で打率.158に沈んでいた。森木も高知高から2021年ドラフト1位で入団。1年目の2022年に2試合に登板したが、昨年オフに育成契約。今季はウエスタン・リーグでも14登板で防御率13.81と苦しんでいた。

 3年連続のBクラスが決定した西武は大量11人に通告。横浜桐蔭大から2020年ドラフト1位で入団した渡部健人内野手は今季は1軍での出場なし。イースタン・リーグに54試合に出場し、打率.201、4本塁打23打点だった。他にも2019年にパ・リーグ記録の81登板を果たした平井克典投手、2022年に最優秀中継ぎと新人王に輝いた水上由伸投手らが通告を受けた。

 広島は松山竜平外野手、田中広輔内野手ら8選手に通告。3連覇に貢献したベテランが岐路に立たされた。他にも上本崇司内野手、宇草孔基外野手、中村健人外野手らを戦力外にした。

 ソフトバンクは武田翔太投手が戦力外に。武田は2011年ドラフト1位で入団。1年目から8勝をマークすると、2015年に13勝、2016年には14勝を挙げ、先発ローテの中心として活躍した。しかし近年は怪我に悩まされ、2024年4月には右肘のトミー・ジョン(TJ)手術し、2年連続で登板がなかった。

(Full-Count編集部)

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