ド軍28歳、DFAの可能性から“激変”「誰が予想した」 止まらぬ躍動「覚醒しすぎ」

捕手が離脱したドジャースを救った男…プレーオフでも存在感
【MLB】ドジャース ー レッズ(日本時間2日・ロサンゼルス)
ドジャースにとってこれとないサプライズだ。ドジャースのベン・ロートベット捕手は、1日(日本時間2日)に行われたレッズとのワイルドカードシリーズで、マルチ安打を記録。負傷者が続出したことで9月に昇格を果たした28歳が、今や欠かせない存在に。「誰が予想した」「覚醒しすぎ」とファンが絶賛している。
ロートベットは7月31日(同8月1日)のトレード期限直前にレイズから加入。9月3日(同4日)のパイレーツ戦でウィル・スミス捕手が右手を負傷したことを受け、翌4日(同5日)にメジャー契約を結んだ。さらに5日(同6日)のオリオールズ戦でダルトン・ラッシング捕手も自打球を受けて右膝を負傷。今季レイズでは打率.095だったものの、ドジャースでは一時打率3割を超えるバッティングを見せた。
正捕手スミスはまだ捕手として復帰できず、プレーオフ初戦からロートベットがマスクを被った。第1戦では3打数1安打、この日の第2戦では第1打席で二塁打を放つと、第2打席では一塁側の犠打がミスを誘い、二塁内野安打となった。
今季はスミスとラッシングの捕手2人体制で戦ってきたドジャース。2人の状態が完全になれば、マイナーオプションが切れているロートベットはDFA(事実上の戦力外)になってもおかしくなかったが、今や手放せない存在となっている。
2安打の活躍にX(旧ツイッター)では「しかしロートベットさんホントに凄いよ。ラッシングどうする」「ロートベットがシゴデキすぎる」「ロートベットは救世主だ」「ロートベット手放さなくてよかった」「ロートベットが日ごとに大好きになる」「ロートベットが神すぎる」と日本、海外のファンが称えている。
(Full-Count編集部)