カブスが地区S進出、鈴木誠也が3試合連続長打で先制演出 パドレスはダルビッシュの乱調響き終戦

パドレス戦に出場したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】【写真:ロイター】
パドレス戦に出場したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】【写真:ロイター】

鈴木誠也はダルビッシュから痛烈二塁打

【MLB】カブス 3ー1 パドレス(日本時間3日・シカゴ)

 カブスは2日(日本時間3日)、本拠地で行われたパドレスとのナ・リーグのワイルドカードシリーズ(WCS)第3戦に勝利した。1勝1敗のタイで迎えた運命の一戦、投打のかみあった試合運びで地区シリーズ進出を決めた。鈴木誠也は4打数1安打で3試合連続長打を記録した。

 両チーム無得点で迎えた2回、打線がダルビッシュを攻略した。先頭のカイル・タッカーが右前打で出塁すると、鈴木が三塁線を破る痛烈二塁打を放ちチャンスを拡大。続く打者が死球で無死満塁にすると、ピート・クロウ=アームストロングが中前適時打を放ち先制した。ダルビッシュをKOすると、続くダンズビー・スワンソンも押し出し四球を選びこの回2点を奪った。

 先発のジェイムソン・タイオンは4回を2安打4奪三振無失点の好投。5回に2死二、三塁のピンチを迎えたが、ダニエル・パレンシアがフェルナンド・タティスJr.を右飛に打ち取り切り抜けた。7回にはマイケル・ブッシュが1号ソロを放ち追加点。終盤はパドレス打線が何度も得点機をつくるも、6投手の継投で本塁打の1点に抑えた。

 初のポストシーズンを戦う鈴木は、先制点につながる二塁打を放ち、3試合連続で長打を記録。9月30日(同10月1日)のパドレスとの初戦では1号同点ソロを放つなど打線をけん引している。

 WCSを勝ち抜いたカブスは4日(同5日)からの地区シリーズで中地区1位のブルワーズと対戦する。

(Full-Count編集部)

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