ド軍指揮官、大谷翔平は「7回も有り得る」 “課題”クリアで示した充実感「待っていた」

前日練習に励むドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
前日練習に励むドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ポストシーズンでの投手大谷の起用法を明かす

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は3日(日本時間4日)、4日(同5日)から始まるフィリーズとの地区シリーズを前に記者会見に臨んだ。第1戦で先発する大谷翔平投手について、状況次第で7回まで投げさせる考えを明かした。

 地区シリーズ第1戦では大谷がポストシーズンで初めて投打同時出場する。ロバーツ監督は大谷の投球回数について「彼は既に(レギュラーシーズン中に)6回を投げている。それは素晴らしいことで、我々としてはレギュラーシーズン中に達しておきたい部分があった」と言及した。

 続けて「彼がどういう投球をするか次第だから、6回だったり、7回にもなり得る。我々は年間通してこれ(状況)を待っていたと私は思っているし、彼はこの瞬間に対して準備ができている」と述べ、レギュラーシーズン最終登板となった9月23日(同24日)のダイヤモンドバックス戦で復帰後最長の6回を投げた大谷について、状況次第では7回を投げる可能性も示唆した。

 また、「彼が短い登板間隔で投げることや、救援から投げることも私は考えていない。シリーズが展開するにつれて、変わることもあり得るが」と述べ、ポストシーズンは先発起用が基本であることを強調した。

 大谷も同日の会見で「イニングもそうですけど、5回投げ切って、6回投げ切って、次もいってほしいっていうのであれば、それをベストを尽くすのが仕事かなと思っています」と語っていた。

 レギュラーシーズンでは4月と5月に2度の3連戦で対戦し、2勝4敗と負け越している。第1戦で先発する大谷は9月16日(同17日)に5回無安打無失点という好投を見せたが、継投したブルペン陣がつかまって同試合は逆転負けを喫していた。

(Full-Count編集部)

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