「大谷のためじゃなかった」 ド軍戦で特大MVPコールも…敵地に訪れた“異様な光景”

フィリーズ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
フィリーズ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

シュワーバーに特大MVPコール

【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間5日・フィラデルフィア)

 ドジャース・大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、フィリーズとの地区シリーズ第1戦に「1番・投手」で投打同時出場。6回9奪三振3安打3失点の粘投でプレーオフ初勝利を挙げた。そんな中、試合前の異様な光景に注目が集まっている。

 試合前の出来事だった。大谷がブルペンで登板中。球場に特大のMVPコールが流れた。スタメン発表でカイル・シュワーバー外野手の名前が呼ばれたタイミングだった。

 今季シュワーバーは自己最多を更新する56本塁打をマーク。55本の大谷を1本差で逃げ切り本塁打王に輝いた。米メディアやファンから「大谷vsシュワーバー」の構図のMVPレースが盛んに取り上げられ始められていた。

 敵地フィラデルフィアのファンがMVPコールを浴びせたのはもちろんシュワーバーに対して。しかし、大谷がいながら流れたMVPコールにMLB公式も注目。「MVPチャントがシチズンズバンクパークのブルペンでショウヘイ・オオタニがウォームアップしているときに降り注ぎ始めました。でも、それは彼のためじゃなかった」と伝えた。

 なお、注目の対決は大谷がシュワーバーを右飛、三振、三振に仕留めた。

(Full-Count編集部)

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