大谷が今季2度目の代打アーチ 差を広げる3点弾に指揮官「あれは大きかった」
2016年と2017年のエ軍代打アーチは1本ずつ
18日(日本時間19日)に敵地で行われたレンジャーズ戦で、今季2本目となる代打アーチをかけたエンゼルス大谷翔平投手。バックスクリーン左に着弾する豪快な13号3ランで敵を突き放し、チームを勝利に導いた。試合後、マイク・ソーシア監督は「あれは大きかった」と称賛した。AP通信が伝えている。
7-6と1点リードを得た後、7回1死一、二塁で代打出場した大谷は、レンジャーズ右腕バトラーの高め速球を、左膝を地面につきそうなくらいに体を反らしながら、珍しいアッパースイングで捉えた。高々と上がった打球はバックスクリーンに届く13号3ランに。7月8日(同9日)ドジャース戦に続き、今季2度目の代打アーチで点差を広げた。
球団広報によると、エンゼルスでは2016年と2017年に記録された代打ホームランはそれぞれ1本ずつ。大谷は1人で過去2年分の働きをしたことになる。
大谷の3ランで大きく突き放したエンゼルスは11-7で勝利。試合後、ソーシア監督は「ショウヘイの代打、あれは大きかった」と高く評価したという。
12号アーチをかけた7日(同8日)タイガース戦以降、2試合連続で試合を全休したり、ナ・リーグ本拠戦3連戦で代打待機をしたり、十分な打席数を重ねることができなかった大谷だが、この日の一発で規格外のパワーと勝負強さを印象づけることになった。
(Full-Count編集部=AP)