韓国羨望「差は広がっている」 大谷&朗希が新記録の裏で…屈辱のゼロ「比べ物にならない」

ドジャース・大谷翔平(左)と佐々木朗希【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平(左)と佐々木朗希【写真:荒川祐史】

大谷、山本、佐々木…日本人3人がチームを引っ張るドジャース

 日本人のメジャーリーグでの活躍が目覚ましい。4日(日本時間5日)に行われたドジャース-フィリーズの地区第1戦では、日本選手がプレーオフの同一試合で勝利とセーブを記録。韓国メディアは、韓国と日本の「差は広がっている」と、次々とメジャーで結果を残す日本人投手を羨んでいる。

 同戦では大谷翔平投手が6回3失点で勝ち投手に。佐々木朗希投手がセーブをあげた。また、同じチームにはエースとして存在感を見せる山本由伸投手もいる。「OSEN」は、「韓国人投手がメジャーリーグで2年連続で全滅し、日本との明暗が分かれた。日本人投手がポストシーズンの同じ試合で勝利とセーブを記録し、史上初の快挙を成し遂げた」と伝え、「まさに日本人三銃士がチームの中心となっている」と強調した。

 韓国の選手は、野手ではドジャースのキム・ヘソン内野手や、ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手、ブレーブスのキム・ハソン内野手、ペ・ジファン外野手(パイレーツ)がメジャーでプレーしているが、投手はゼロ。昨年、元セーブ王のコ・ウソク投手が海を渡ったが、開幕前に降格となり、以降マイナー暮らしが続いている。

 ドジャースなどで活躍したリュ・ヒョンジン投手は2023年までメジャーでプレーし、韓国球界に復帰。ここ2年は韓国の投手がメジャーで登板していない状況となっている。

「OSEN」は「韓国野球にとっては羨望の光景だ。今季は4人がメジャーでプレーしたが、全員野手。投手は1人もいなかった。一方、日本人投手は11人。投手層は韓国とは比べものにならず、その差はますます広がっている。近い将来にメジャー挑戦できる韓国人投手も見当たらない現状に、韓国球界の危機感が高まっている」と伝えた。

 かつてWBCでは日本と激闘を繰り広げ、北京五輪、第1回プレミア12では優勝を果たした。しかし近年、アジアでは日本、そしてチャイニーズ・タイペイの陰で、存在感が薄くなっている。

(Full-Count編集部)

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