“打てぬ”大谷翔平にLA記者も指摘「2-16」 鮮烈2HRから一転…止まったバットに嘆き

フィリーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
フィリーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

WCS第1戦では自身初のPO2本塁打

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間9日・ロサンゼルス)

 快音が消えている。ドジャース・大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地での地区シリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。第3打席まで無安打と相手バッテリーに封じ込まれている。LA記者は大谷の“悩める数字”を指摘している。

 勝てばシリーズ突破の第3戦。大谷は初回の第1打席、アーロン・ノラ投手の前に左飛、1-0とリードした3回の第2打席は代わった左腕レンジャー・スアレスの初球を一ゴロ、5回の第3打席はフルカウントから三振に倒れた。

 地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番を務めるビル・プランケット記者は大谷の凡退後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニの今シリーズ:12打数1安打、7三振 レッズとの第1戦で2本塁打を打って以降の試合:16打数2安打」とし、大谷が今ポストシーズンで打撃不振に陥っている事実を指摘した。

 ポストシーズンの幕開けは最高だった。レッズとのワイルドカードシリーズ第1戦ではいきなり先頭打者アーチをかけ、6回にも2ラン。ポストシーズンでは自身初の1試合2本塁打の活躍だった。しかし以降は当たりが止まり、地区シリーズでの唯一のヒットは第3戦の7回に適時打だけ。

 第3戦は山本由伸投手が4回3失点でリードを許して降板している。苦しい状況にあえぐ中、同じく苦しんでいる大谷の復調に期待される。7回の第4打席は左翼へ特大飛球を飛ばしたものの、惜しくも柵越えとはならなかった。

(Full-Count編集部)

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