大谷翔平「きれいに勝てる試合ばかりでない」 不振の心境も…地区S突破で語った全て

「最後までわかんない試合でしたけど、進出できることがうれしい」
【MLB】ドジャース 2ー1 フィリーズ(日本時間10日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第4戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打に終わった。2試合連続無安打に終わり、ポストシーズン打率.143。チームは延長11回の死闘を制してサヨナラ勝ち。対戦成績を3勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。一問一答は以下の通り。
――リーグ優勝決定シリーズ進出が決まった心境は。
「なんとか最後までわかんない試合でしたけど、進出できることがまずうれしいです。次のラウンドに向けてまた頑張りたいなと思います」
――第4戦は手に汗にぎる試合だった。
「両者とも投手陣が素晴らしい。うちのブルペンもグラスノーもそうですけど、最後まで粘り強く相手に点を与えない素晴らしいピッチングだったと思います」
――今季3度目のシャンパンファイトは。
「何回やってもいいですし、また次のラウンドでもできるように集中したいなと思います」
――リーグ優勝に向けて抱負を。
「今日は一生懸命やった分だけ喜んで。あとは切り替えて明日から集中したいなと思います」
――8回から登板した佐々木朗希投手が好投した。
「本当に素晴らしかったですし、見ていて頼もしいなってところなので。ベシアもグラスノーもそうですし、本当に全員がいいところで粘り強く投げてくれたので。最後ああいう形で勝ちきれたのかなと思います」
――地区シリーズ1安打に終わったフラストレーションは。
「そうですね。左打者にとってはなかなかフレディ(フリーマン)もそうですけど、思い通りにいかない打席というか。相手も失投も少なかったですし、ポストシーズン素晴らしいピッチングで両者ともにそういう試合が多かったのかなと思います」
――チームの成長、状態は。
「ピッチングもさっきも言いましたけど、本当に最少失点、最少失点でつないでくれていますし、バッティングもパヘスも最後、粘り強く何かが起きるような気持ちが入った打席だったんじゃないかなと思うので。必ずしもきれいに勝てる試合ばかりでないと思いますし。今日みたいな勝ちが続けば、またその先が見えてくるのかなと思います」
(Full-Count編集部)