二刀流・大谷翔平へ苦言「投げる日の打撃は良くない」 ド軍監督は改善策を模索

報道陣のオンライン取材に対応
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は11日(日本時間12日)、二刀流・大谷翔平へ注文をつけた。報道陣のオンライン取材に応じ、「正直、投げる日の打撃は良くない。チームとしても改善策を考えないと」と話した。
2年ぶりに投手復帰した今季の登板日は54打数12安打の打率.222、4本塁打、12打点。前回4日(同5日)のフィリーズとの地区シリーズ第1戦でも6回9奪三振3安打3失点と好投する一方、バットでは4打数4三振と精彩を欠いた。「投げる日はエネルギーを温存しようとして打席で粘れていない」と話した。
これまでに大谷は投手復帰したことによる打撃の影響を否定。「(投打は)分けて考えている。マウンドからそのままの流れで(打席に)いった方が自分の中ではナチュラルな感じがします」と話していた。
ポストシーズンを含めて今季の登板日は1番で13試合、2番で2試合に出場している。登板日の打順についても、大谷は「打順は本当に気にしないタイプ。(準備にとれる時間も)初回以降は1番も2番も変わらない。必ずしも先頭で回ってくるわけではないので」と話している。果たしてロバーツ監督はどんな手を打つのか。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)