山本由伸、大谷の活躍に「脳が追いつかない」 理解不能の二刀流…MVP逃すも「悔いない」

ベンチから見守った大谷の大活躍「この人、さっき投げていたのに…」
【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)
ドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦を制し、ワールドシリーズ進出を決めた。山本由伸投手は、同戦で1試合3本塁打だった大谷翔平投手の活躍に「脳が追いつかない。まさにそういうプレーを見させていただいている」と話した。
山本は14日(同15日)の第2戦で9回1失点完投。以降の結果次第では山本がシリーズMVPの可能性もあったが、第4戦で大谷が全てを持って行った。
先発マウンドにあがった大谷は初回にマウンドで3三振を奪うと、その裏に先頭打者弾をかっ飛ばした。第3打席では飛距離446フィート(約135.9メートル)の場外アーチ。第4打席でも3発目が飛び出し、シリーズMVPに選ばれた。
大谷がシリーズMVPになったことについて山本は「もう本当に悔いはないですし」と苦笑い。「翔平さんがプレーしているところを見ながら、ピッチャーしている時はこの人バッターなんやなみたいな。バッターしている時はこの人さっき投げていたのに、みたいな。僕の脳が追いつかないというか。まさにそういうプレーを見させていただいている」と笑顔で語った。
2年連続で出場するワールドシリーズについては「相手も一番強いチームなので、全員で勝ちたい」と意気込んだ。
(Full-Count編集部)