大谷翔平は「現実の存在じゃない」 他競技元スターも酔いしれた夜…「サイボーグだ」

初回に本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
初回に本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ワット絶賛「史上最高のアスリートパフォーマンスのひとつに違いない」

 ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場。打者として1試合3本塁打を放てば、投手としても6回0/3を無失点、10奪三振の大活躍。元NFLのスター選手であるJJ・ワット氏は「フェアじゃない」「サイボーグ」など唖然としていた。

 打撃不振が指摘されていた大谷が、一夜で復活した。初回のマウンドは先頭を歩かせたものの、3者連続三振を奪うと、直後の打席で先頭打者本塁打を叩き込んだ。4回には飛距離469フィート(約142.9メートル)の超特大弾をマーク。そして7回の第4打席はMVPコールの中、左中間へ運び1試合3発を成し遂げた。投げても7回途中までゼロに抑えた。

 NFLのテキサンズなどで活躍し、“史上最高のDE(ディフェンシブエンド)”とも言われたワット氏は試合を観戦していたのか、この日は大谷に関してX(旧ツイッター)を更新。初回の本塁打後には「ショウヘイ・オオタニ フェアじゃない」と言えば、2本目の直後に「4回までに、こいつはマウンドで6三振を奪って2本塁打。しかもナ・リーグ優勝決定シリーズで。彼はサイボーグ。現実の存在じゃないよ」と脱帽した。

 さらに史上11人目のポストシーズンでの3本塁打を成し遂げると、「史上最高のアスリートパフォーマンスのひとつに違いない。ショウヘイ・オオタニのような存在を今まで見たことがない」と最大級の敬意を称えた。

 もっとも、ワット氏が大谷を称えるのは今回に限った話ではない。大谷の二刀流が完全開花した2021年5月には「多くの人がショウヘイ・オオタニを話題にしてるけど、まだまだ十分ではない。彼が野球界で成し遂げていることはヤバ過ぎる」と絶賛。2023年6月にも大谷が投打でリーグトップの成績を残していることに触れ、「これが十分話題になっているとは、今でも信じない……これは尋常じゃない」と話した。ちなみに、過去に2人は2ショット撮影をしており、ワット氏の息子は大谷のファンでもある。

(Full-Count編集部)

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