フリーマン、WSで凱旋も声援は「分からない」 懸念した“違い”…故郷に抱く特別な思い

オンライン取材に応じたドジャースのフレディ・フリーマン(写真はスクリーンショット)
オンライン取材に応じたドジャースのフレディ・フリーマン(写真はスクリーンショット)

亡き母が生まれ育ったカナダのオンタリオ州

 24日(日本時間25日)から始まるワールドシリーズに、強打者が特別な思いを抱いている。ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は両親がカナダ出身。メジャー唯一カナダに本拠地を置くブルージェイズとの対戦を前に、21日(同22日)のオンライン取材では「行く度に母に近づけた気持ちになるんだ」と心境を明かした。

 本人は米国出身だが、2017年と2023年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にカナダ代表として出場したフリーマン。カナダで初戦を迎えるワールドシリーズについて「父も明日(トロントへ)向かう。なので特別。でも、カナダやブルージェイズのファンがWBCの時みたいに、今回は私を応援してくれるか分からない」と思いを語った。

 10歳の時に母ローズマリーさんは皮膚がんで他界している。「でも、両親は(ブルージェイズが本拠地を構える)カナダ・オンタリオ州で生まれ育ったから特別だよ。行く度に母に近づけた気持ちになるんだ。楽しみだし、興奮しているんだ」と特別な思いを明かした。

 今季は打率.295、24本塁打90打点と結果を残した36歳のベテラン。昨年のヤンキースとのワールドシリーズでは4本塁打でMVPに輝いており、今季も大一番での活躍が期待される。

(Full-Count編集部)

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