由伸→朗希→大谷も「可能性はある」 ド軍監督が語った大胆構想…第7戦は「なんでも起こる」

大谷は第4戦で先発後にブルペン待機のプラン
ワールドシリーズの投手起用で驚きのプランが浮上した。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は出演した「ABEMA」のインタビュー企画「おはようロバーツ」の中で、大谷翔平投手の起用法として先発投手以外の選択肢も示唆した。
ドジャースは24日(日本時間25日)から敵地で始まるワールドシリーズでブルージェイズと激突する。ロバーツ監督は21日(同22日)に第1戦の先発をブレイク・スネル投手、第2戦の先発を山本由伸投手だと明かし、第3戦以降は未定とした。
だが、これに先立って収録された「おはようロバーツ」では、第3戦をタイラー・グラスノー投手、第4戦を大谷翔平投手を起用するプランを挙げていた。さらに第5戦をスネル、第6戦は山本という構想を描き、大谷は「もし第7戦があればショウヘイをブルペンから起用できる」とも説明した。
ブルペンについては「クローザーはロウキです」と述べ、抑えは佐々木朗希投手が基本としながらも「7戦目までないと思うが、そうなればショウヘイをクローザーに起用する可能性はある」と言及。現行のルールでは先発投手以外が降板するとDHとして出場を続けることができないため、大谷が救援登板する場合は最後に投げさせる構想を明かし、「ショウヘイは準備できています」と強調した。
さらに山本、佐々木、大谷という日本人3投手による継投も「はい、可能性はある。なんでも起こりうる」と答えた。大谷の胴上げ投手として思い出されるのは、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表のマイク・トラウト外野手を空振り三振に打ち取って世界一を決めた場面だ。ワールドシリーズでも新たな伝説の名場面が飛び出すことになるかもしれない。
(Full-Count編集部)