投手・大谷の今季メジャー復帰に番記者が期待「すると思う。ワクワクする」
21日に初めて打者と対戦、MLB公式サイトのグアルダード記者「二刀流の復帰を見られるのはクール」
ベーブ・ルース以来100年ぶりの二刀流実現を目指すエンゼルス大谷翔平投手。6月に右肘靱帯を損傷し、現在、試合には打者としてのみの出場となっているが、投手としても復帰ロードを着実に歩んでいる。20日(日本時間21日)には実戦形式での投球練習を行い、負傷後初めて打者と対戦した。
大谷は7月末に投球練習再開の許可が下りた時、今季中のメジャーマウンド復帰を目標に掲げた。だが、誰もが気になるのは「本当に今季中に復帰するのか」。地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」にゲスト出演したMLB公式サイトの番記者、マリア・グアルダード記者は「私は復帰すると思います」と力強く語っていた。
試合開始が2時間26分遅れた18日(同19日)の敵地レンジャーズ戦のことだった。試合を中継する「FOXスポーツ・ウエスト」ではグアルダード記者をゲストに招き、司会が「ショウヘイ・オオタニは今季中にマウンドに戻るのでしょうか?」と質問。すると、グアルダード記者は「私はそう思います」と即答した。さらに、実戦形式の投球練習で打者と対戦することは「彼の肘にとって大きなテスト」とも話していたが、20日の投球練習後にエンゼルスは「すべてうまくいった」と発表。グアルダード記者はこれも自身のツイッターで報告した。大谷にとって大きなステップとなったことは間違いない。
18日の中継では「彼の復帰にワクワクする」とも話したグアルダード記者。「多くの人は開幕当初に巻き起こしたマジックを忘れかけているかもしれません。でも、二刀流の復帰を見られるのは本当にクールなことです」と自身の期待も込めていた。その時は確実に近づいている。
(Full-Count編集部)