大谷翔平の“満点回答”に敵ファンも虜「彼を嫌うなんて不可能だ」 大合唱への言及が「史上最高」

トロントでの大ブーイングと大合唱について問われた大谷
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、ドジャースタジアムでブルージェイズとのワールドシリーズへ向けた記者会見を行った。敵地トロントで浴びた大ブーイングと大合唱について問われるも、大谷らしい回答で報道陣は爆笑。米ファンも「彼を嫌うなんて不可能」「彼は何も気しない」と続々反応している。
大谷はトロントで行われた第1戦の第5打席で「We don’t need you(お前はいらない!)」の大合唱を浴びた。2023年オフにFAとなった際には移籍先の候補に挙がり、トロント行きの飛行機に乗った“誤報”が報じられるなど、ファンにとっては因縁の相手。ワールドシリーズ2試合ではスタメン発表の際や打席に入った際には大ブーイングを浴びせていた。
敵地での大ブーイングは、球界のスターである裏返しでもある。大谷はトロントファンの大歓声について「素晴らしかったと思います」と熱狂的なファンを称えた。「We don’t need you」のチャントは聞こえていたと明かし、「僕の妻が凄く大好きなチャントなので、イジられましたけど。個人的には良かったなと思っています」と笑顔を見せた。さらには、「家庭内ではトロントで言われたチャントは言われないように」と話し、報道陣を笑わせた。
米メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者が大谷の発言をX(旧ツイッター)に投稿すると、「大谷は本当に史上最高にかっこいいやつだ。彼を嫌うなんて不可能だ」「愛すべき存在」「ジェイズのファンとして、彼を嫌うなんてできないよ」と、ユーモアある返答を称えていた。
(Full-Count編集部)