大谷翔平、延長18回死闘制し「勝ったのが全て」 第4戦先発へ「早く帰って寝たい」

2発など4打数4安打3打点も「自分のプレーは後から振り返ればいい」
【MLB】ドジャース 6ー5 Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で出場し、2本塁打を含む4打数4安打3打点の活躍を見せた。チームは延長18回の死闘を制してサヨナラ勝ち。「うれしい気持ちもありますし、ホッとした気持ちもあります」と頬を緩めた。
記録ラッシュの一戦だった。第1打席にエンタイトル二塁打を放つと、第2打席は右越えソロ、第3打席は左中間を破る適時二塁打、第4打席は左中間へ同点ソロと打ちまくった。ポストシーズンでは通算11号となり、松井秀喜を抜く日本人最多。また今季のポストシーズン8号は球団最多タイで、ランディ・アロザレーナ(2020年、レイズ)の10本まで2本差とした。しかし第5打席からは4打席連続申告敬遠で勝負を避けられた。第9打席も四球だった。
自身の記録には「勝ったのがすべて。自分のプレーというのは後から振り返ればいい」とクール。6時間39分の激闘を終え、28日(同29日)の第4戦は先発登板が予定されている。走塁中には足を気にする仕草もあり状態が心配されるが、「早く帰って寝て、明日に備えたいです」と笑っていた。
(Full-Count編集部)