大谷翔平、WS第7戦で先発登板決定 球団発表…今世紀初のWS連覇へ中3日で投打二刀流

勝てば今季初のワールドシリーズ連覇がかかる大一番
ドジャースの大谷翔平投手が11月1日(日本時間2日)に敵地で行われるブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に先発登板することが決まった。この日球団が発表した。
前回登板だった28日(同29日)の第4戦で「1番・投手」で投打同時出場。WS初登板は7回途中まで6奪三振1四球6安打4失点で、ポストシーズン(PS)初黒星を喫した。93球を投げた前回登板から中3日での登板となる。
崖っぷちだった第6戦で執念の逃げ切り勝ち。試合後、ロバーツ監督は大谷の登板を明言したが、「先発でいくか、リリーフで出るか。どちらに気持ちがあるのかを探っているところだ。もう少しで結論が出る」と話していた。
現行のルールでは大谷の救援登板にはハードルがあり、指名打者→リリーフ登板→指名打者の起用は認められていない。そのため大谷はオープナーとして2〜4回の短いイニングを投げ、その後は指名打者に専念することとなりそうだ。
運命の第7戦。ロバーツ監督は第6戦で勝利投手となった山本由伸を除いた投手陣を総動員する構えを見せている。「もちろん全試合必要であれば準備したい」と意気込みを語っていた大谷が先陣を切り、今世紀初のワールドシリーズ連覇を目指す。
(Full-Count編集部)